「やさぐれメタル 」(登録者数15.5万人)よりご紹介します。
家で金塊作りに挑戦しているこちらのチャンネル、今回は古代の灰吹法を進化させ牛の骨粉にチャレンジです。
初めて使う骨粉の使い心地は良いのか、動画でお確かめください。
従来の灰吹法

灰吹法とは、金銀をほかの不純物と分ける方法です。
灰の上に不純物を含んだ金銀と鉛をのせ加熱します。
すると鉛と一緒に銅や不純物が灰の中に染み込むというものです。

こちらのチャンネルでも何度か出てきていますよ。
いつもは灰の代わりにポルトランドセメントを使っていました。

ポルトランドセメントは金銀の消失量が多いことが難点です。
灰吹法に最も適しているという牛の骨粉を使ってみます。
牛の骨粉で試す

牛の骨粉は甘い匂いがするようですね。

骨粉は狂牛病の原因にもなったので、扱いには注意が必要です。
早速、骨粉の性能をチェックします。
骨粉の上で鉛を加熱し溶かして、鉛が全部骨粉に染み込めば、抜群の性能ということが言えるでしょう。
いざ、実験です。

骨粉が軽すぎて、バーナーの弱い火でも粉が飛び散ります。
上からでは難しいことが分かったので、下からコンロで加熱しますが、どうも上手くいかないようです。
電気炉で骨粉に挑む

火の次は、電気炉に投入して見てみましょう。
14金の時計を分解して溶かします。

この金塊は金58.5%、銀20.7%、銅20.8%でできていますよ。
今回は、骨粉で銅を取り除くため、骨粉に金塊と鉛を乗せて電気炉へ入れました。
どうも金と鉛が合金になりません。

チョコ皿に入れて加熱してみます。
鉛が溶け出しているものの、金と銅は相性が良いので分離できないようです。
なかなか思うようにはいかないようですね。
金銀を分けるために再度灰吹法をすることにしました。
骨粉、3度目のチャレンジ

今回、3度目の骨粉が登場します。
金と鉛を骨粉の上にのせて、先ほどよりも電気炉の温度を上げて、999度で再チャレンジです。
待つこと30分、謎の黒い物体が完成しました。

どうもこの黒い謎の物体が、金銀のようです。
どうしてこの様な形になってしまったのか、理由を予想していました。
ぜひ動画でご確認くださいね。
面白くなる予感
今回は、ことごとく予想を外れてしまいましたが、こちらの骨粉を使用してお皿を制作中です。
この先の金塊作りに骨粉の活躍が期待されます。
失敗を繰り返しながら、進化し続けるこちらの動画をぜひご覧ください。
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