「ケンシロー税理士チャンネル」(登録者数 3,570人)よりご紹介します。
創業を考えている方は失敗してしまわないか不安になる方も多いのではないでしょうか。
今回は税理士の方が創業する上で失敗しないポイントを解説してくれています。
借金をしてもお金には余裕を持っておく
事業が回らなくなるのは、支払いするお金が足りなくなってしまう事がもっとも多い原因の一つです。
そのため、支払いさえきちんと出来ていれば、赤字になっていても生き残る事は出来ます。
そのためにもまずは通帳の中には常にお金がある状態でいましょう。
でも創業資金にお金がかかるから、どうしても自分の資金を全部使うしかないです。
創業資金のお金は、借金をせずに済めばそれに越したことはありませんよね。
ですが、全財産をつぎ込んで創業資金にあてては、その後が苦しくなってしまうのです。
自分の資金はある程度確保し、足りない分は思い切って借り入れをする方が失敗するリスクを減らせます。
本来借金をする事はマイナスのイメージにとらわれがちですが、創業にあたっての借り入れは、むしろすべきなのです。
なぜ、創業資金の借り入れはした方がいいのかは、動画で4つのポイントを元に解説してくれています。
ぜひ動画でチェックしてみて下さいね。
ニーズを満たせるかが大事
よく事業を行う上で、他社との差別化が重要という事を聞いた事がある方も多いのではないでしょうか。
差別化ももちろん大事ですが、もっと重要なのは、ニーズを満たせているのかという事なのです。
差別化ってあんまり重要ではないんですか。
全くもって重要ではないとは言いませんが、ただ日本には既に沢山のサービスや会社が存在しています。
その中で、他社との差別化を図ったところで、お客さんが価値を感じてくれるかというのは難しい所なんです。
既にある会社とは違うサービスを行うという事は一般的ではないという事ですよね。
そこにお客さんが価値を感じお金を払ってくれるかは、難しい所なんです。
そのため大事なのは、お客さんが今何を求めているのか、ニーズをいかに満たせているのかということになります。
他社との差別化よりも、「お客さんの困りごとを弊社が解決します。」という事の方が大切という事ですね。
価格設定も慎重に
お客さんは沢山あるサービスの中から、一つの業者を選んでくれますよね。
その判断基準の一つに価格というのは絶対に入っています。
うちは、どこよりも手厚いサービスを提供するから、他社よりも価格は高めにする予定です。
ですが、創業し始めたばかりの頃は、ブランド・看板・認知も無いので、まずはお客さんに来て利用してもらう事が大事ですよ。
そのため、他社よりも価格を高めに設定してしまうと、そもそもお客さんに選んでもらえません。
価格によって選んでもらえないのは、もったいないので、価格設定は慎重に行う必要があります。
でも、他社よりものすごく安くしてしまうと、事業として続けていくのは難しくないですか。
だからと言って破格の価格にする必要はありません。
サービス内容をしっかりと伝えた上で競合より少し割安程度にする事をおすすめします。
そこから、ブランド力や認知を広げていき、お客さんが増えた所で値上げをするのがおすすめです。
創業はポイントを押さえて時には慎重に
初めての創業は時に思い切った行動も必要かもしれません。
しかし、並々ならぬ思いで創業するのであれば、1日、1年でも長く事業を続けて行きたいですよね。
そのためには、時に慎重によく考えて行動する事も大切ですよ。
動画では今回ご紹介した内容をもっと詳しく解説してくれています。
ぜひ動画をチェックして創業する際の参考にしてみて下さいね。
生き残る事でチャンスも巡ってくるので、赤字になっても粘り強く続ける事が大切ですよ。