「ケンシロー税理士チャンネル」(登録者数 3,570人)よりご紹介します。
創業を考えてる人は、失敗したらどうしようという不安もあるのではないでしょうか。
今回は税理士の方が、創業で失敗しないためのポイントをご紹介してくれています。
創業はお金による失敗が一番多い
失敗する一番の大きな原因はお金による失敗です。
例を挙げてご紹介しますと、ハワイアン風のマッサージが出来るお店を都心でオープンしたいと考えた方がいます。
この方は開業費用に1,000万円をつぎ込んでしまい、またそのお金は全て親族から借金をしてしまいました。
開業費用に1,000万円はちょっとかけすぎですよね。
当然、毎月親族に返すお金・お店の広告費・従業員への給与支払いで、資金繰りが厳しくなってしまいました。
今回のケースの様に、お金による失敗というのは創業者にとって常に悩みの種なのです。
初期費用は抑えるべし
それでは、早速失敗しないためのポイントをご紹介していきます。
まず一つ目は初期費用を抑えるという事です。
私は、お客さんをより多く呼び込む為に、良い立地で、内装もこだわりたいと思います。
初めて自分のお店を持つとなると、当然お店の雰囲気はこだわりたいですよね。
ですが、初期費用が大きくなればなるほど、それを返していくのはもっと大変になりますよ。
借金は税金を差し引いた後の利益から返済を行います。
そのため、例えば、1,000万円の借金をした場合、1,400万円程の利益を出さないと返済する事は出来ません。
この場合、毎年200万円の利益を出し続けて7年かけてやっと返済出来るという状態です。
そのため、初期費用はなるべく抑える事が重要となります。
最初は初期費用を抑え、収益がちゃんと見込めるようになってから、こだわりたい所にお金をかけるという事が大切ですよ。
人件費は一番の経費になる
二つ目のポイントは人件費が一番の経費になるという事です。
ちなみに人件費などの毎月かかるお金の事を固定費ともいいます。
この固定費をいかに抑えるかが重要なポイントなのです。
確かに、固定費は一定の事が殆どだから、売り上げが下がるとその分固定費の支払いも大変になりますね。
この人件費は工夫次第で抑える事が可能なんですよ。
どの様に人件費を抑えられるのかは、動画で確認してみて下さいね。
一つ一つのポイントを押さえて創業しよう
創業する際の失敗しないポイントをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
創業にあたって一番大きな失敗の原因は、資金管理や資金計画がきちんと出来ていない事でした。
創業すると、早く事業を大きくしたいと思うかも知れませんが、まずは自分の会社を守り続けていく事が大切です。
今回ご紹介したポイントを創業の際にぜひ参考にしてみて下さいね。
動画では、もっと詳しく解説してくれていますので、気になる方はぜひ動画で確認してみて下さいね。
そもそも創業で失敗してしまうというのは、どういう事があるのでしょうか。