「はじめ静岡税理士チャンネル」(登録者数 3,130人)よりご紹介します。
法人成りのメリット、デメリットをきちんと理解している人はいるでしょうか。
今回は、税理士の方が法人成りのメリット、デメリットを解説してくれています。
なぜ法人成りした方がいいと言われるのか
よく、個人事業主はある程度儲けを得たら、法人化した方がいいと聞きますがそれはなぜなのでしょうか。
これは、税金面の負担が軽くなるので、この様に言われているのだと思います。
個人の場合、所得税と住民税の税金がかかります。
この所得税は儲ければ儲ける程、負担が増えますが、法人税の場合この税率は一定です。
また、法人の方が利用出来る節税対策も多かったりします。
これらの事から、法人成りした方がいいと言われるのです。
社会保険料の影響はある
このように、法人成りはメリットが沢山ありますが、社会保険料の影響があるという事を忘れてはいけません。
法人にする事で税金は安くする事が出来ますが、反対に社会保険料は増えるケースがほとんどです。
例えば、500万円の所得の場合、個人と法人だと社会保険料は倍以上違うこともあります。
そんなにも、違うものなんですね。
一方で、税金に関しては個人より法人の方が優遇されています。
社会保険料の影響については動画で詳しく解説してくれていますので、参考にしてみて下さいね。
社会保険料は加入必須なのか
社会保険は、事業をやっている以上必ず入らないといけないのかな。
以前は入らなくても何も言われなかったそうですが、今は厳しい様です。
会社を設立すると、必ず会社の所在地を登記する必要がありますが、これは誰でも見ることが可能です。
そのため、年金事務所も会社の情報を調べる事が可能となります。
その情報をもとに加入を催促されるのです。
加入をしないと、督促状が送られてくるので注意が必要ですよ。
法人成りはメリット・デメリットがある
今回法人成りを行うメリット・デメリットをご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
法人成りは、税金の面から考えると負担が減りますが、反対に社会保険料の影響がある事も覚えておかなくてはなりません。
そのため、一概に法人成りをした方がいいとは言い切れないのです。
動画では、法人成りを考える際のアドバイスもしてくれていますので、ぜひ動画を確認してみて下さいね。
よく、所得が500万円以上になったら、法人成りした方がいいと聞きますよね。