「ケンシロー税理士チャンネル」(登録者数3,570人)よりご紹介します。
不動産投資に興味があり、いざ不動産を購入する際、営業マンの言葉に騙されてはいませんか。
今回は、不動産投資における営業トークの注意点を税理士の方がご紹介してくれています。
不動産投資は私達の身近にある
不動産投資は新聞の広告に入っていたり、ネットの広告に流れてきたりと意外と私達の身近にあるんですよ。
そのため、最初は興味が無かった人でも、始めてみたいと思う人も多いかも知れません。
ただ、不動産投資は株などと違って少額で始める事は出来ないので、多額の借金をする事もあります。
一方で、不動産というモノを所有するので、価値がゼロになる事はあまり無いという点はメリットです。
メリット、デメリットを踏まえた上で、巧みな営業トークに騙されないようにしなくてはいけませんよ。
不動産は資産になるは要注意
一つ目の騙されてはいけない営業トークは「不動産は資産になりますよ」というものです。
不動産は資産になりますよね。これのどこが注意すべきなんですか。
多くの方は、資産は将来現金化出来るものと考えていると思います。
しかし不動産の場合、人が住み続けるとその分建物の老化も起こってしまうかもしれません。
そのため、重要なのは将来その建物を売った時、自分が購入した時の価値を維持出来ているのかという事なのです。
じゃあ、購入する不動産がその価値を維持出来るのかは、どうやって見極めればいいですか。
動画ではその点も含めて解説してくれていますので、ぜひチェックしてみて下さいね。
このように、「借金を返したら、そのままあなたの資産になりますよ」という言葉は、簡単には信じるべきではありません。
年金対策になるも要注意
二つ目の騙されてはいけない営業トークは「年金対策になりますよ」というものです。
家賃収入が見込めるから年金対策になるんじゃないですか。
年金対策には、継続的な家賃収入がある事が前提です。
しかし、ワンルームや分譲マンションの場合、部屋を借りる人が居なければ、家賃収入は見込めません。
つまり、長期的に空き部屋の場合、その間の収入はゼロになってしまいます。
反対に一等もののアパートやマンションの場合、一部空き部屋があっても、他の部屋の家賃収入が見込めます。
年金対策になるとすすめられた不動産が、ワンルームや分譲マンションの場合は、リスクが高いので注意が必要です。
営業トークは全てを信じてはいけない
不動産投資の営業トークの注意点をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
不動産投資は、「資産になる」「年金対策になる」といった自分にとってのメリットも、もちろんあります。
しかし、その全てがその通りになるという訳ではありません。
部屋を借りてくれる人が居なければ家賃収入もありませんし、将来売る際に自分が購入したままの価値で売れるとは限りません。
動画ではこの他にも、営業トークの注意点をご紹介してくれていますので、気になる方はチェックしてみて下さいね。
不動産投資って、そもそもやるつもりが無い人は関係ないんじゃないの。