「ケンシロ―税理士チャンネル」(登録者数3,570人)よりご紹介します。
不動産を購入する際、営業マンの言葉に流されてはいませんか。
今回は税理士の方が、不動産の営業で注意すべき点をご紹介していくれています。
不動産営業はしっかりと見極めを
不動産投資の目的で不動産を購入する場合、営業の方と話ながら、どの不動産を購入するかを決めると思います。
営業の方の話全てがウソという訳ではありませんが、中には悪質な業者もいるかもしれません。
不動産は高い買い物なので、借金となることが前提です。
でも相手はプロですよね。何が本当の事で、何がウソなのかどうやって判断すればいいですか。
今回は、不動産営業で注意すべきポイントをご紹介していきますね。
節税になるは要注意
一つ目の営業トークでの注意点は、「節税になりますよ」という言葉です。
「節税になりますよ」というのは、その不動産自体では収益性は低いと言っているようなものですよ。
どうして、「節税になる」のが、収益性が低いという事に繋がるのかな。
そもそも税金は、収入から経費を引いた、利益に対してかかるものです。
そのため、収入よりも経費の方が多ければ、その分税金は安くなります。
なので、節税になるという事は、その不動産投資の事業だけでは、赤字になると言っているようなものなのです。
この税金の仕組みについては、動画で詳しく解説してくれていますので、ぜひチェックしてみて下さいね。
頭金なしで投資できるは要注意
頭金なしで投資できるという言葉にも注意が必要となります。
通常、不動産などのローンを組む時は、2~3割程度頭金として用意しておき、残りをローンで支払うというのが一般的です。
頭金が要らないと、最初の負担が少ないからいいですよね。これのどこが注意が必要なんですか。
頭金が要らないとなると、全てを借金する事になるので、その分利息も大きくなりますよ。
借金する金額も大きくなりますし、その分の返済期間も長くなるという事になります。
そもそも、手出しを出せないぐらい資金に余裕が無い方は、不動産投資を行うのは考え直した方が良さそうです。
動画では、反対にフルローンをしてもいいケースもご紹介していますので、気になる方は参考にしてみて下さいね。
不動産投資はよく考えてから行う
不動産投資における営業トークの注意点をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
不動産投資は一見魅力的に見えますが、営業マンのトークをよく考えずに鵜呑みにしてしまうと、思わぬ落とし穴があります。
良いことばかり言われると、つい信じてしまいがちですが、デメリットの面もきちんと考える事が大切です。
もちろん中には、良心的な不動産業者も沢山あると思います。
きちんと実態を把握して判断するようにしましょう。
動画では、今回ご紹介した以外にも注意点を解説してくれていますので、参考にしてみて下さいね。
そのため、巧みな営業トークに騙されずしっかりと判断する事が大切ですよ。