「はじめ静岡税理士チャンネル」(登録者数 3,160人)よりご紹介します。
退職した人は確定申告をする事で、税金の還付を受ける事が出来るのを知っていますでしょうか。
今回は税理士の方が、退職した人向けに還付申告の仕方を解説してくれています。
そもそも還付申告はなぜ必要
そもそも会社は、従業人に給与を支払う際に、源泉徴収税を天引きして支払っています。
この源泉徴収税を従業員に変わって税務署に支払ってくれているのです。
12月末時点で会社にいる人には、実際の従業員一人一人の所得額を計算し、過不足分の調整を行います。
これが年末調整ですね。
ただ、12月31日の時点で退職等をしてどこの会社にも属していない人は、年末調整が行えません。
そのため、自分で年末調整を行う必要があるのです。
年末調整は基本的に、還付される方のほうが多いので、必ず行っておきましょう。
今回対象となるのは、サラリーマンの方以外にもバイトやパートの方も対象となりますよ。
退職者向け確定申告に必要な書類
退職した人が年末調整を行うにはどんな書類が必要となるのかな。
退職者向けの年末調整で必要な書類は以下の通りになります。
- 給与所得の源泉徴収票
- 各種控除証明書
各種控除の証明書とは、生命保険料・地震保険料・医療費のお知らせなどです。
源泉徴収票や控除証明書は動画でどの様な用紙なのか載せてくれていますので、分からない人は確認してみて下さいね。
源泉徴収票はどこでもらえるのですか。
源泉徴収票は退職する際に会社からもらえますよ。
そのため、無くさないように大事に保管しておきましょう。
また、源泉徴収票の見方も動画で解説してくれていますので、ぜひ動画を見てみて下さいね。
e-taxによる確定申告の方法
ここからは、実際にe-taxを利用した確定申告の方法をご紹介していきますね。
e-taxによる確定申告はまず、国税庁のサイトの「確定申告書作成コーナー」で確定申告書を作成します。
先ほどの源泉徴収票や各控除証明書を見ながら入力するので、事前に手元に準備しておくと便利ですよ。
また、これらの書類は確定申告から5年以内は調べられる可能性があるので、5年間は保管しておきましょう。
また、紙による確定申告を行う場合、控除証明書は提出が必要となりますので、覚えておいて下さいね。
確定申告は早め早めに書類の準備を
退職した方向けに確定申告の仕方をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
今まで会社が行ってくれていた年末調整を自分でやるとなると、分からない事だらけで戸惑う方も多いと思います。
そもそもどんな書類が必要なのか、どこで申告すればいいのか、何も分かりません。
ぜひ動画を参考にしながら、必要書類は早めに準備し、慌てる事が無い様にしておきましょう。
今回解説した以外にも動画ではもっと詳しく、確定申告の仕方を解説してくれていますので、チェックしてみて下さいね。
これを源泉徴収と言いますよ。