「税理士河南のYouTubeチャンネル!」(登録者数10.7万人)よりご紹介します。
今回は、起業前にサラリーマンだった方には懐かしく感じる「年末調整」について解説した動画です。
特にこれから事業拡大で人を雇う予定のある個人事業主の方には参考になる動画ですので、ぜひ見て欲しい内容です。
サラリーマンの納税額は年末調整で
個人事業主として起業した方の中には、独立するまでにはサラリーマンをしていたという方も多いのではないでしょうか?
サラリーマン時代の所得税や住民税などの納税額は「年末調整」で決まっていたことを覚えていると思います。
そういえば、年末になると経理から書類を出してくださいと言われていたわね。
今回の動画では、サラリーマンが1年の締めくくりに行っている年末調整について解説をしています。
サラリーマンの方だけでなく、個人事業主の方にも関係ある内容ですので動画をチェックしてみてください。
年末調整が必要な理由とは
個人事業主の場合は、前年の1月から12月までの収入や経費などを翌年の初めに税務署へ申告すると納税額が決まります。
個人事業主は、12月末までの収益が確定申告の対象となっていますので、年が明けないと収入などが決まりません。
そのため、年が明けて通常であれば年が明けて3月15日までに確定申告を済ませる、というルールになっています。
たしかに、年が明けないと支払額も決まらないから申告できないのよね。
ところが、サラリーマンの年末調整は年が明ける前に納税額を決めるために確定申告をすることになっているのです。
サラリーマンの場合、なぜ年が明ける前に納税額の申告ができるのかな?
サラリーマンの場合は確定申告をしない代わりに、年末調整で納税額を決める仕組みになっているのです。
今回の動画では、なぜサラリーマンが年が明ける前に納税額を決めるのかなど、年末調整の秘密について解説しています。
個人事業主でも関係あるの?
年末調整はサラリーマンだけのものだから、個人事業主には関係ない話だと思っていませんか?
個人事業主は確定申告で納税額を決めているから、関係ないでしょ?
たしかに事業主としては確定申告で納税額が決まります。
しかし、事業が大きくなってきて人を雇うようになった場合に、雇い主として年末調整をやる側に回るのです。
個人事業主としてサラリーマンを雇う側になった場合に備えて、年末調整のしくみを知っておく必要があります。
この機会に動画で年末調整が必要な理由やしくみについて確認しておきましょう。
自営業専門の税理士として経験豊富な河南恵美さんが、わかりやすく解説してくれています。