法廷相続情報証明制度で相続手続きが簡素化出来る~概要を解説

法廷相続情報証明制度で相続手続きが簡素化出来る~概要を解説

「辻・本郷 税理士法人チャンネル」(登録者数3,610人)よりご紹介します。

「法廷相続情報証明制度」というものをご存じでしょうか。

今回は、相続手続きが効率化出来る「法廷相続情報証明制度」についてご紹介していきます。

法廷相続情報証明制度とは

法定相続情報証明制度について解説している様子。画面には税理士の方が真ん中に映し出されている。
出典 : YouTube

そもそも、この法廷相続情報証明制度は、平成29年の5月から開始されました。

そもそもこの制度はどういったものなのですか。

平安きりん

簡単に解説すると、法定相続情報一覧図という書類を作れば、相続手続きの簡素化に繋がるというものですよ。

そもそも、両親などが亡くなり、自分がその財産を相続する場合は、色々な手続きが必要となります。

平安きりん

各機関にそれぞれ手続きが必要な為、手間も時間もかかるので、その手続きを少しでも簡素化したのが今回の制度です。

動画では、もう少し詳しくこの内容について解説してくれていますので、ぜひ動画で確認してみて下さいね。

ちなみに、この法定相続情報一覧図は無料で複数枚作成する事が可能です。

現行の制度との違い

今までの制度がどうだったのかをふまえながら解説している様子。画面には「法定相続情報証明制度」の資料が映し出されている。
出典 : YouTube
平安きりん

それでは、もう少し詳しく、この法定相続情報証明制度についてみていきましょう。

まずは、今までの制度がどの様なものだったのかご紹介していきます。

今までは、戸籍関連の書類を一式揃えて各銀行や相続登記など、その都度事に対応を行わなくてはいけませんでした。

先ほど、相続手続きは手間がかかると説明してくれていましたが、確かにこれだけ聞いても既に面倒ですね。

ですが、この法定相続情報証明制度のおかげで、これらの手続きがスムーズに行えるようになったのです。

平安きりん

動画では、手続きの流れなども解説してくれていますので、一度確認してみて下さいね。

必要な書類

必要な書類について解説している様子。画面には、「法定相続情報証明制度」の資料が映し出されている。
出典 : YouTube

この制度を利用するにあたっては、当然必要な書類をいくつか準備しなければなりません。

ここでは、どんな書類が必要なのかをご紹介していきます。

必要な書類
  1. 亡くなられた方(被相続人)の戸籍謄本一式
  2. 亡くなられた方(被相続人)の住民票の除票
  3. 相続人の戸籍謄本
  4. 申出人の氏名・住所を確認出来る公的証明書

上記のような書類が必要となります。

平安きりん

動画では、それぞれどの機関で書類を取得できるのか、またこの他にも必要な可能性のある書類なども紹介していますよ。

相続手続きが簡素化に

法定相続情報証明制度について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

現行の相続手続きに比べると、簡素化されているので、手間を省く事が出来ます。

平安きりん

動画では、今回ご紹介しきれなかった部分も含めて解説してくれていますよ。

ぜひ動画を参考にしてみて下さいね。