「【借金・相続】横濱つきあかり法務事務所」(登録者数66人)よりご紹介します。
今回の動画では、国の新制度である相続土地国庫帰属という制度について紹介していきますので、参考にしてください。
登記が必須になる
今回の新制度を知るためには、相続問題の背景を知る必要があるので、そこから確認するようにしてください。
まず確認しておきたいのが、令和3年度から施行されている、相続登記義務化という制度になります。
これまで、相続した不動産の登記は義務ではありませんでしたが、今後は相続後3年以内に登記をしなければいけません。
義務化された事により、確実に全ての土地不動産が誰のものか分かるようになるという事を、まず覚えておきましょう。
不法土地が多い
新しく相続登記が義務化される事となった背景には、日本でいま深刻化している不要不動産の放置があります。
現代放置不動産(空き家)問題が深刻化していて、その数は九州の面積を覆うほどになっているようです。
この問題を解決するべく、今後相続される不動産に関しては、確実に持ち主が分かるようにするため登記が義務化されました。
ここまでの、一連の背景が分かると、次から説明する相続土地国庫帰属制度がすんなりと理解できるようになります。
相続土地国庫帰属制度
登記が義務化される相続土地ですが、中には負の遺産となるため、相続をしたくないという人も確実に出てきます。
そういった人たちのために出来た新制度が、今回の相続土地国庫帰属という制度になるので確認して下さい。
相続したくない土地を国に帰属することで、登記を避け、登記漏れによる過料を避ける事ができるようになります。
国としても、不要な土地が国のものになるため、お互いにとってメリットの大きい仕組みになっている事は間違いありません。
相続の知識をつけよう
今回の動画を確認すると、早いうちから相続の知識を身に着けておくことの重要性が分かるようになっています。
年々、相続の仕組みは変っていっていますので、今のうちに確認しておきましょう。
今回の動画が気に入った方は、ぜひチャンネル登録をして、あなたの相続対策に活かしてください。
相続土地国庫帰属制度という新しい制度が出来るらしいけど、その背景にはどんなことがあったのでしょうか。