「MEI@フリーランス1年生」(登録者数2,740人)よりご紹介します。
2023年から開始されるインボイス制度というのをご存じでしょうか。
今回は、インボイス制度の個人情報の公表が中止となった点を主に解説していきます。
公表情報のダウンロード一時停止

国税庁のサイトで、公表情報のダウンロードを令和4年9月22日から当面の間一時閉鎖するとのお知らせが掲載されました。
このインボイス制度の公表情報がダウンロード出来るという事について、よく分からない方も多いと思います。

インボイス制度とは、軽減税率により複数の税率ができたときに、仕入れ税額控除に適格請求書の保存が条件となる制度のことですよ。
「適確請求書保存形式」ともいいい、新しい仕入れ税額控除の方式のことです。
ちなみに、2023年10月から消費税のインボイス制度が開始となりますよ。
公表される情報について

それでは、先ほどの公表情報のダウンロード一時停止について詳しくご紹介していきます。
そもそもインボイス制度は、事業者の氏名などが、誰でもダウンロード出来るようになっていました。

このインボイス制度は、登録が必要なのですが、そもそも登録しなくていい事業者と必要な事業者に分けられます。
この見分け方については、動画で解説してくれていますので、ぜひ動画で確認してみて下さいね。
登録事業者の場合、個人の場合氏名が、法人の場合事業者名と住所が公表されてしまうのです。
この情報は、国税庁のサイトから誰でもダウンロード出来てしまいます。

誰でも氏名などを閲覧出来てしまうのは、悪用などが怖いですね。
この部分については、公表の有無は問われず必須なので、度々問題視されていました。

これは、本名ではなく、屋号のみの表記などは出来ないのでしょうか。

ここの部分についても動画で詳しく解説してくれていますので、動画を観て下さいね。
国税庁に改善要求

この様な事から、県議議員が国税庁に改善要請を申し入れる事態にまで発展していました。
この事に対して、国税庁は、前向きに検討するといった回答をしているそうです。
その後、前述の公表情報のダウンロードが一時停止となりました。

ただし、公表情報のダウンロードが一時停止となっただけで、その他の内容はそのままのようです。
何が変わり、どんな所がそのままなのかについては、ぜひ動画で確認してみて下さいね。
今後の動向も要チェック
インボイス制度の個人情報ダウンロードの変更点をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
特に、個人事業主やフリーランスの方は、氏名を公表される事に抵抗がある方も多いと思います。

今後、この公表情報部分に関しては、また改定等あるかもしれません。
ぜひ今回の動画で、インボイス制度がどんな制度なのか、どんな情報が公表されるのか、知識を身につておいて下さいね。
その前に、そもそもインボイス制度とはどんな仕組みなのですか。