「辻・本郷 税理士法人チャンネル」(登録者数3,670人)よりご紹介します。
毎年7月1日に国税庁から発表される路線価があることをご存知でしょうか。
この動画では、相続税や贈与税にも関連してくる路線価について、令和4年度の傾向をお話されており必見です。
路線価とは
そもそも路線価とはなんでしょうか。
毎年7月1日に国税庁から発表される相続税や贈与税の基準となる土地の価額となるようです。
令和4年の全体的な傾向についても分析の上、お話がありますよ。
- 平均路線価格はどうか
- 三大都市圏(東京・大阪・名古屋)はどうか
- 地方四市(札幌・仙台・広島・福岡)の傾向と他地域はどうか
- 減額補正はあるか
ポイントについて詳しく解説があるため、はじめて聞く方にも分かりやすくなっています。
減額補正とは、路線の下落より地価の下落が大きい場合は補正されることです。
関東近郊の状況
関東はどのような傾向にあるのか気になりますね。
表は、関東信越国税局と東京国税局の県庁所在地を一覧にしたものです。
どのような傾向があるのでしょうか。
銀座となると右肩上がりのイメージがありますが、今年は若干下がっているそうです。
それでも1平米あたりが4,224万円のため、他とは桁も違っており驚きますね。
さすが一等地の銀座です。
さいたまだけがプラスとなっていますが、他が苦戦していることについても意外でした。
他にも県庁所地ごとの大きな傾向についても説明があるため、令和4年度の傾向を大きくつかむこともできます。
全体では上昇傾向
全体的なところでは東京局と関信局がありますが、どのような状況かぜひ解説をご確認ください。
路線価は、相続するタイミングではどうなっているか分かりませんが、贈与では価格が低下したタイミングで検討がよさそうです。
毎年の公表タイミングで確認の上、負担が少なくなるような贈与ができれば嬉しいですね。
景気も影響
令和4年度の路線価の大まかな傾向を知った上で、相続や贈与について検討する材料としたいですね。
路線価や地価は景気の影響にも左右されるため上昇傾向はいいですが、地方は苦戦しているため2極化が進みそうです。
このチャンネルでは、税理士が経営や税金について分かりやすく配信されているため、ぜひチャンネル登録もしてみてくださいね。